現代書館



シリーズ藩物語
 庄内藩

7月末発売予定

本間勝喜 著
A5判変型並製 208頁
定価1600円+税

譜代の名門酒井家が十一代247年にわたって、藩主を勤めた庄内藩。十三万八千石から十六万七千石に。天保十一年に発令された三方領地替えを、主として庄内の領民が中止させたことでも知られるように、領内は善政がしかれていた、という藩物語。

[著者紹介・編集担当者より]
現在の山形県・日本海の要港を領地に、北方の外様大名の押さえとして、徳川四天王の筆頭といわれる酒井家が入封。北前船の寄港地でもあり、雅な文化を築いた。藤沢周平の「海坂藩」のモデルと言われ、現在も多くの小説に取り上げられる楽しい藩。(菊)





DV殺人の真実(仮)
被害者から加害者への転換

7月末発売予定

北村朋子 著
四六判上製 224頁
予価1800円+税

「いらない旦那、処分します」。ネットに書き込まれたこの一言が、DV被害者を殺人へと向かわせた。2005年名古屋で起きたDV被害者による「ネット依頼殺人事件」、その受刑者への二年間の取材活動をもとに、事件の真相をあぶり出す。

[著者紹介・編集担当者より]
肉体的・精神的・経済的・社会的・性的という凄まじい暴力がDVだと認識できない妻、「知識・能力がなければ逃げられない」DV防止法の欠点、「貴女にも原因があった」とDVを正当化する検察・司法。DVの問題点が浮き彫りになる。()





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