■絶賛発売中!『キジムナーkids』(上原正三 著)出会い、友情、冒険、好奇心、別れ……そして、希望。
少年期特有の感性をノスタルジックに綴る感涙の自伝小説。
「命(ぬち)どぅ宝」
沖縄の犠牲、痛みをのりこえたキジムナーkids≠、
ウルトラマンのシナリオライターがみずみずしく描く。
上原正三が少年の視点で描いたウチナーイクサ(沖縄戦)のリアル。集団自決、米兵による強姦、ひめゆり学徒隊、沖縄大空襲、疎開……著者が体験したエピソードを通して綴られるのは、戦中戦後を生きた子供たちの飢えと逞しさ、拒絶とあこがれ、そして絶望と希望。この沖縄の少年期特有の感情を、多くの方に共有されることを切に願っています。沖縄版『はだしのゲン』『スタンド・バイ・ミー』として、長く読みつがれてほしい一冊です。
上原正三さんと切通理作さん(評論家。著書『怪獣使いと少年 ウルトラマンの作家たち』『怪獣少年の〈復讐〉 70年代怪獣ブームの光と影』他多数。)による『キジムナーkids』刊行記念対談(前後編)をYouTubeにアップしました。是非こちらもご覧ください!
https://youtu.be/U7ULEXXsi-E〔前編〕https://youtu.be/f78O0Pk6yUU〔後編〕【著者】上原正三(うえはら・しょうぞう)
1937年沖縄生まれ。中央大学卒業。シナリオライター。『帰ってきたウルトラマン』(円谷プロ)、『がんばれ!! ロボコン』(東映)、『秘密戦隊ゴレンジャー』(東映)、『宇宙刑事ギャバン』(東映)など多くの作品のメインライターを務め、ヒットに導いた。著書に「金城哲夫 ウルトラマン島唄」(1999年/筑摩書房)、「上原正三シナリオ選集」(2009年/現代書館)等がある。