犯罪ルポの名手・朝倉喬司さん渾身の最新作『都市伝説と犯罪』刊行を記念して、阿佐ヶ谷ロフトにてトークライブを行います。マスコミでは決して明かされることのない「取材の醍醐味」「もうひとつの複雑怪奇な現実」が存分に語られます。皆様のご来場を心よりお待ちしております!
日時:6月5日(金曜日)18時30分開場/19時30分開始 場所:阿佐ヶ谷ロフト(杉並区阿佐谷南1-36-16・B1) 入場料:予約1500円・当日2000円(ともに飲食代別)
電話予約:03-5929-3445(17時〜24時) web予約
【出演】朝倉喬司(ノンフィクション作家・全関東河内音頭振興隊隊長) 元木昌彦(元『週刊現代』『FRIDAY』編集長、現上智大学・法政大学講師) 久田将義(『実話ナックルズ』編集長)
『都市伝説と犯罪』書評掲載情報
『サンデー毎日』5/24号・・・朝倉喬司さんへのインタビューが掲載されました!
……………………………………………………………………………… 『介護労働を生きる』書評掲載情報
『朝日新聞』4/29付・生活欄で紹介されました! 『週刊金曜日』5/1号etc…
※派遣切りに遭った人たちに対し、介護労働にシフトさせる案が一部で見受けられますが、この本を読めばそのような言説がいかに無責任なものであるかがわかります。混沌としている介護現場の実情はもちろん、そこで働く人々のメンタリティを丁寧に描いた渾身のルポです!
……………………………………………………………………………… 『裁判員制度と知る権利』書評掲載情報
『毎日新聞』4/20付、『週刊金曜日』4/10号 『週刊読書人』4/24付(斎藤貴男氏が絶賛!) 『東京新聞』4/12付、『法と民主主義』4月号 『図書新聞』5/9号、『ジャーナリスト』4/25号 『自然と人間』5月号、『放送レポート』etc…
……………………………………………………………………………… 『笑撃!これが小人プロレスだ』書評掲載情報
『日刊サイゾー』のホームページで4/21、22前後編で部さんのインタビューが掲載されています! 『週刊現代』4/18号・・・高橋源一郎さんが連載ページで紹介! 『朝日新聞』3/29付・・・作家の唐沢俊一さんが激賞されています! 『週刊文春』3/19号 『週刊朝日』4/3号 『週刊SPA!』3/17号 『サンデー毎日』3/29号 『創』6月号・・・森達也さん“極私的メディア論”で紹介! 『週刊大衆』5/4号 『実話ナックルズ』3月号
これほどまでに読む者の心を震わせるノンフィクション作品はそうはありません。“小人プロレスを葬ったのは誰なのか?”これまでも異端を排除する社会を撃ち続けてきた部雨市氏が、現代日本を覆う欺瞞を描き出します!
……………………………………………………………………………… 『山頭火の恋』書評掲載情報
『毎日新聞』4/5付 『日刊ゲンダイ』4/1付 『日本経済新聞』3/15付(写真入で著者インタビュー掲載!) 『朝日新聞大分版』3/10付 『毎日新聞大分版』3/5付 『朝日新聞・俳句欄』2/23付
※他にも地方紙に大きな紹介記事が続々と掲載されています!
・……………………………………………………………………………… 『民俗学の愉楽』(フォー・ビギナーズシリーズ104)が毎日新聞で書評されました! (評者 小島ゆかり氏。)文化功労者でもある民俗学者・谷川健一氏が民俗学をわかりやすく説明しています。柳田國男の講話・谷川健一氏の解説CD付でこちらも大好評です。ぜひご覧下さい!
……………………………………………………………………………… 1月発売の『明治の快男児 トルコへ跳ぶ 山田寅次郎伝』(山田邦紀・坂本俊夫 著)が2月1日日本経済新聞で紹介されました!
国際ボランティアの先駆者・山田寅次郎。 群馬・沼田藩の家老の家に生まれ、出版・製紙・印刷業も成功させ、徳富蘇峰・幸田露伴など多くの文人とも交流。茶の湯の家元で、実業家でもあり、和歌山県串本沖で起きたトルコ艦船遭難時(エルトゥールル号事件)、トルコに義捐金を持参し、日・土友好の架け橋となった明治の快男児・山田寅次郎の生涯を鮮やかに描いています。親日的なことで知られるトルコで最も有名な日本人であり、イスタンブールには「山田寅次郎広場」があるほどです。
1月21日南紀州新聞、1月22日下野新聞、『サンデー毎日』2/8号でも紹介されています。前著『東の太陽、西の新月 日本・トルコ友好秘話「エルトゥールル号」事件』『東の太陽、西の新月 日本・トルコ友好秘話「エルトゥールル号」事件』も好評発売中です。是非手に取ってご覧下さい!
……………………………………………………………………………… 11月下旬に発売された『図書館利用の達人』が売れています!日本図書館協会常務理事からも絶賛された“図書館本”の決定版。知と本を愛するすべての人に贈ります!
……………………………………………………………………………… 三角寛サンカ選集第二期 (全8巻)好評発売中!
三角寛のサンカの世界を見事に甦らせた第一期『三角寛サンカ選集』(全7巻、2000年10月〜2001年5月刊行)は「三角寛はなぜサンカを書いたのか」(毎日新聞2000.11.24 他)「閉塞社会の自由への夢、漂泊の民サンカに託す」(朝日新聞2000.12.26 他)「2001年私のベスト3 高橋克彦氏」(讀賣新聞2001.12.23)(「山窩文学解明への新たな光」(西日本新聞2001.1.3)『日刊ゲンダイ』(五木寛之「流されゆく日々」2001.1.5〜10)『週刊ポスト』(2000.12.8号)『サライ』(2001.1.18 2月号)『SAPIO』(2001.1.24号)『週刊金曜日』(2001.3.9号)『ダ・ヴィンチ』(2001.8月号)等、数多くの新聞、雑誌で取り上げられ、今世紀初頭にいわゆるサンカブームを巻き起こした。このたびこの潮流を受け継ぎ第二期の刊行に至った。 三角寛は朝日新聞の記者として活躍しながら、昭和5年から永井龍男の薦めで『婦人サロン』に「岩ノ坂貰子殺しの真相」を発表、菊池寛に賞賛され、以後事件もの、サンカものの連載を始めた。それが好評を博し、その後朝日新聞を辞し、『婦人サロン』のほか、『オール読物』『キング』等で筆を振い、サンカ小説の流行作家としての道を歩み続ける。 『三角寛サンカ選集 第二期』はこれらの初期の作品から昭和10年代の全盛期の作品を集めて収録した。この『第二期』を読むと、三角寛がどの様にサンカの世界に接近し、創作活動に入っていったのかがよく理解できる。胸ワクワク踊る三角寛の小説およびサンカ論集大成!
三角寛サンカ選集第二期 全8巻の内容 8巻 山窩が世に出るまで 9巻 昭和妖婦伝 10巻 山窩血笑記 11巻 山窩の謀者 12巻 帯解けお喜美 13巻 愛欲の女難 14巻 青蝿のお蝶 15巻 人世坐大騒動顛末記 (三角寛唯一の未発表書!) 第8巻「山窩が世に出るまで」は初期の作品を中心に、なぜ三角寛がサンカ理論とサンカ小説を書くに至ったかを知る上での貴重な作品を収録したものである。 また15巻の「人世坐大騒動顛末記」は、昭和34年1月から昭和35年9月までの文芸会館人世坐の労働争議の実態が三角寛自らの記録で綴られている。これは、娘婿の三浦大四郎氏宅でゲラ刷りが発見された。三角寛の人物を理解する上で貴重な資料である。 [著者紹介・編集担当者より] 第一期の刊行後、沖浦和光著『幻の漂泊民・サンカ』(文藝春秋)、五木寛之+沖浦和光『辺界の輝き』(岩波書店)、『サンカの最新学』(批評社)、『別冊歴史読本・歴史の中のサンカ・被差別民』(新人物往来社)、『八切止夫選集』(作品社)等にみられるようにサンカ関係の出版物があい次ぎ、漂泊民、民俗学の再考がはじまったといえる。 第一期は、三角寛による母念寺出版の『三角寛全集』(三角寛の没により十八巻で終わり、未完)を底本としたが、第二期は『全集』だけでは三角寛をカバーしきれず、国会図書館等で『婦人サロン』『オール読物』等に目を通す作業を行った。流行作家としての三角寛の発表雑誌は多岐に亘り、今後もすぐれた作品が発表される可能性が残されているといえるだろう。
三角寛サンカ選集第一期 全七巻 1巻 山窩物語 定価2800円+税 現在7刷 2巻 裾野の山窩 定価2800円+税 現在4刷 3巻 丹波の大親分 定価2800円+税 現在2刷 4巻 犬娘お千代 定価2800円+税 現在2刷 5巻 揺れる山の灯 定価2800円+税 現在2刷 6巻 サンカ社会の研究 定価5000円+税 現在4刷 7巻 サンカの社会資料編 定価4500円+税 現在3刷
小社三角寛関係好評既刊
『父・三角寛』三浦 寛子(三角寛の娘)著 定価2000円+税 『いま、三角寛サンカ小説を読む』 サンカ研究会 編 定価2000円+税 『つけもの大学〈新装版〉』 三角寛 著 定価2500円+税 『味噌大学〈新装版〉』 三角寛 著 定価2500円+税 ……………………………………………………………………………… 今世紀における最後の大物大衆小説家・三角寛の復権!!
かつて大衆小説の黄金時代があった。三角寛はその一翼を担った流行作家である。作家としての活動期は昭和10年から17年のごく短期間であったものの、もし全集を編むとなれば優に四十巻を超えるものと思われる。それほど、当時の大衆は三角寛のサンカ小説に熱狂したといえるだろう。しかし、戦後は純文学を中心にした文学史は当然のこととしても、大衆文学史においてさえ三角寛のサンカ小説は黙殺されたままである。だが例えば、長編『裾野の山窩』などは現在ブームとなっている伝奇ロマン小説の原型と言って差し支えないだろうし、そのスプラッタ感覚は今なお新鮮な魅力を宿している。あるいは中・短編小説に置ける語り口は騙り口と言って良いほどのセンスである。そして、このセンスが『サンカの社会』においても発揮されていることは言うまでもあるまい。 21世紀を迎えるにあたって、グローバルスタンダードとかIT革命とかいわれながらも、一方で大量のリストラ、貧富拡大などによる大衆の閉塞感は増幅し、先を見通せない時代のなかで、三角寛サンカ小説のもつ自由な精神を受け入れる土壌は拡がっている。三角寛を復権させる意義と条件はあらゆる意味で整っているのだ。
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