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| 哀れみはいらない |
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 装丁 杉本 和秀 |
障害者福祉を慈悲と保護から権利と差別禁止へと変えた、歴史的なアメリカ障害者法成立に到る障害者運動のエンパワメントを追う。車イスや人工呼吸器を使う障害者、ろう者、視覚障害者、知的障害者、精神障害者…等が自己の尊厳をかけて闘いとったものは何か。 ◆目次 日本語版出版にあたって、日本の読者の皆様へ はじめに 第一章 ちっぽけなティム、超がんばりやのかたわ、そして哀れみが終わるとき 第二章 慈善から自立生活へ 第三章 別の文化を祝福するろう者 第四章 障害者の公民権確立に尽くした「隠れ軍隊」 第五章 統合：影の世界からの脱出 第六章 ピープル・ファースト 第七章 超明るい色の車椅子 第八章 ナーシングホームからの自立 第九章 それほど価値のない人生 第十章 幸・不幸の分水嶺 終 章 障害者運動はアメリカをどう変えているか あとがき 運命を変える一点の衣装 参考文献 訳者あとがき 訳者参考文献 ［編集担当者より］ とにかく面白い！ 障害という異文化理解と、80年代後半、アメリカ最後の公民権運動としての障害者の権利運動という政治・社会問題を、しかもあらゆる障害分野に関してこれ一冊で読めるなんて。障害者運動がアメリカ社会をどう変えてきたか、障害をもたない雑誌記者によるルポは、障害者の世界との橋渡しとして最高の出来。（猫） |
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