|人文一覧|歴史・民俗・民族一覧|書名一覧|買物カゴを見る| |
加害と赦し |
|||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||
装丁 渡辺将史 |
皇軍兵士として南京攻略戦に参加したときのメモを基に書かれた書籍『東日記』が、名誉毀損と元上官から訴えられ、昨年被告敗訴が確定。南京大虐殺をめぐる直接の加害証言であるだけに日中両国で注目された。卑劣を嫌う一兵士の歴史証言と、なかったことにしたい修正主義の論理を日中の研究者が検証する。 [編集担当者より] 「新しい教科書をつくる会」編の歴史教科書が150カ所余りの修正後、検定通過。南京大虐殺はなし(多少の被害)、「大東亜戦争」は欧米列強支配からのアジア解放戦争だったというのが検定前の記述。こうした修正主義の波が90年代押し寄せるなかで起きた裁判だが、中国側研究者の「感情記憶」に関する論考が秀逸。(猫) |
||||||||||||||||
〒102-0072東京都千代田区飯田橋3-2-5 TEL:03-3221-1321 FAX:03-3262-5906 |