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町工場で、本を読む |
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装丁 中山銀士 |
旋盤工・作家とし、現場の話を書き続けている著者が新聞、雑誌等で発表した30年に亘る書評を収録。年代順に並べた書評は一作家の成長とその時代を反映している。また子供の頃は『猿飛佐助』に熱中し、労働者になってサークル誌「塩分」に町工場ものを連載し文章力を養ったという逸話も紹介。 [著者紹介・編集担当者より] 小関氏は長年に亘り旋盤工として働きながら作家として町工場の働く職人の話を書き続けてきた。 青年時代は中野重治に傾倒し『新日本文学』などに働く者の視点からの小説を発表する1982年『羽田浦地図』で直木賞候補となる。さらに、『大森界隈職人往来』で第8回日本ノンフィクション賞を受賞する。2002年まで51年間働く傍ら、著作活動を行う。その間の書評を年代順に並べた本書は一作家の成長とともに日本の戦後の時代を反映していて興味深い。著書には『粋な旋盤工』『春は鉄まで匂った』『鉄を削る』『町工場・スーパーなものづくり』『職人力』『職人学』『職人のことば「技と粋」』などがあり、まだまだ旺盛な作家活動に励んでいる。(村) |
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