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敬虔者たちと〈自意識〉の覚醒 |
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装丁 中山銀士 |
十七世紀末のドイツの宗教運動「敬虔派」の歴史を解説し、この宗教運動がまったく思わぬ波紋を社会と個人の精神に及ぼす過程を歴史学者が書き下ろす。近代化の激動の欧州で、「自意識」を創り出した精神史を明らかにする。 [著者紹介・編集担当者より] 「欧州は個人主義であり、自分の意見をはっきり述べ、肯定・否定を明確に表明する」という欧州人の態度は、実は思いのほか浅い歴史しかなかった。近世ドイツで初めて〈自意識〉という問題に直面した宗教者たちの歴史を描く画期的労作です。(吉) |
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