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「教育改革」と労働のいま |
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装丁 中山銀士 |
経済のグローバリゼーションと国家主義の間で、「教育改革」が多様に迫られている。教育と労働に関する政策は、連動しながら変化し、それはいつも経済に従うかたちで、教育のありようが変わっていくということを指摘する。グローバル化する社会と、「日の丸・君が代」に代表される国家主義に引きずられ、翻弄される学校教育の現状を描き、そこに生起する諸問題と労働の問題、とくに、若者世代に生じている危機を、関連付けて論じている。 目次 序章 小沢牧子 第一章 「教育改革」を先導する「心の教育」 小沢牧子 第二章 公教育のなかの国民支配 池田祥子 第三章 「日の丸・君が代」の強制と都立高校改革 岡山輝明 第四章 子どもの<分別>に向かう学校 岡崎勝 第五章 特別支援教育にかかわる臨床現場から 戸恒香苗 第六章 「分けるな」をいまこそ 北村小夜 第七章 働くことの現在 原田牧雄 第八章 大学はいかにあるべきか 林延哉 第九章 労働蔑視と教育重視 佐々木賢 |
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