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心理主義化する社会 |
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装丁 中山銀士 |
「心理主義」をキーワードに、現在の社会に、いかに心理学的手法が蔓延しているかを提示し、教育・医療・暮らしのさまざまな場面を検証していく。「専門家」による客観的なまなざしが、生徒と教師、親と子ども、さまざまな人々やものごとの直接的関係に介入していくよ様子、また、人々が、自ずから「心理学的」な視点を獲得していく姿を、批判的に描き出している。 目次 序章 中島浩籌 第一章 「心理主義」と、その教育への浸透 中島浩籌 第二章 社会の心理主義化をどのように捉えるか? ──三つの立場── 森真一 第三章 健康不安の湧出と「癒し」イデオロギー ──禁煙言説にみる「悪」と「癒し」の創出過程── 八木晃介 第四章 「ファシズム的な社会」と心理学 三輪寿二 第五章 いま、なぜ、「発達障害」なのか、WISC-Vなのか 篠原睦治 第六章 発達論としてのアイデンティティ論 ──エリクソン理論を再考する── 山下恒男 |
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