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心理主義化する社会

シリーズ「社会臨床の視界」4 心理主義化する社会

装丁 中山銀士

日本社会臨床学会 編
判型
四六判 上製 304ページ
定価
3000円+税
ISBN978-4-7684-3478-9

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「心理主義」をキーワードに、現在の社会に、いかに心理学的手法が蔓延しているかを提示し、教育・医療・暮らしのさまざまな場面を検証していく。「専門家」による客観的なまなざしが、生徒と教師、親と子ども、さまざまな人々やものごとの直接的関係に介入していくよ様子、また、人々が、自ずから「心理学的」な視点を獲得していく姿を、批判的に描き出している。





目次

序章                               中島浩籌
第一章  「心理主義」と、その教育への浸透      中島浩籌
第二章  社会の心理主義化をどのように捉えるか?
      ──三つの立場──               森真一
第三章  健康不安の湧出と「癒し」イデオロギー
      ──禁煙言説にみる「悪」と「癒し」の創出過程──  八木晃介
第四章  「ファシズム的な社会」と心理学        三輪寿二
第五章  いま、なぜ、「発達障害」なのか、WISC-Vなのか    篠原睦治
第六章  発達論としてのアイデンティティ論
      ──エリクソン理論を再考する──      山下恒男


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