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ピア・ボランティア 世界へ

ピア・ボランティア 世界へ――ピア(仲間)としての障害者の国際協力

装幀 藤田美咲

久野研二 編著
判型
四六判 並製 196ページ
定価
1600円+税
ISBN978-4-7684-3515-1

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JICA障害者ボランティア隊員として、アジア・アフリカの障害者支援に携わった9名と支援者3名による、当事者・ピア(=仲間)の視点からの国際協力、開発支援。 障害者のため ではなく、 障害者による 挑戦の記録。

[著者紹介・編集担当者より]
知的障害者、視覚障害者、ろう者、車いすユーザー9名が、マレーシア、ヨルダン、フィリピン、モンゴル等で障害者リーダーとして支援プロジェクトに参加。異文化と同じ障害をもつピアの複合体験のなかから、開発とは支援とは何かを問う。(猫)


【目次】

まえがき 

T章 ピア、ボランティア、そしてピア・ボランティア 久野研二 

U章 ピア・ボランティアの挑戦  

 1 ピア・ボランティアからピア・カウンセラーに 笠羽美穂 

 2 目標を共有するピアの重要性
   ――シリアでのCBR活動を通じて 安原理恵 

 3 ピア・ボランティアとしてのエンパワメント 光岡芳宏 

 4 「私たち」の声、広がれ 日本で、世界で 奈良崎真弓 

 5 私のボランティア活動
   ――車いすバスケの指導と普及活動を通して得たもの 神保康広 

 6 マレーシアでの障害者スポーツの発展を目指して
   ――視覚障害者の水泳指導を中心として 河合純一 

 7 草の根支援を実感したボランティア派遣
   ――マレーシアでの指圧と鍼灸支援 笹田三郎

 8 手話を通してろう者のアイデンティティ確立にピアとして関わる  赤堀仁美 

 9 ピア・ボランティア」を目指して 曽田夏記 

V章 障害者が国際協力にかかわること  

 1 「支援者」という役割
   ――ピア・ボランティア派遣に必要な支援とは 佐藤陽子 

 2 ピア・ボランティアの派遣に携わって 魚屋 将 

W章 ピア・ボランティアの挑戦から見えてくるもの
   ――「障害と向き合うこと」の価値、そして三つの学び   久野研二 

 あとがき 




著者の1人 河合純一さん、ロンドンパラリンピック出場!
(競泳、5回目の出場。金メダル5個含めて計19個メダルを獲得しています!)



書評も

聖教新聞 2012.7.11
『国際開発ジャーナル』 2012.8
JICA's Word 2012.7月号

等々、続々掲載!


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