現代書館
福祉一覧障害・福祉・臨床心理一覧書名一覧買物カゴを見る

権利擁護が支援を変える

権利擁護が支援を変える――セルフアドボカシーから虐待防止まで

装幀 渡辺将史

竹端寛 著
判型
四六判 上製 240ページ
定価
2000円+税
ISBN978-4-7684-3525-0

注文数
増やす
減らす
注文数を入力し、押して下さい
権利擁護の本質が理解できれば、高齢者や障害者への支援のあり方は根本的に変わる! 国内外の権利擁護実践の現場に通い続けた著者が、当たり前の生活・権利を奪われ絶望的な苦悩に追い込まれた人々に寄り添い、その構造転換を支援する具体的なアプローチを提案する。支援者と当事者の間の深い溝を自覚的に越えるために、ケアマネジャー、ソーシャルワーカー、行政職員など、福祉現場に携わる全支援者の必読書!

セルフアドボカシー:知的障害や精神障害のある当事者が、自分の権利を自ら主張し、自分自身、または他者のために権利擁護活動を行うこと。

[著者紹介]
山梨学院大学准教授。1975 年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了。日本の精神科病院・入所施設、スウェーデンの地域生活支援制度、アメリカの権利擁護機関など、現場調査に基づく研究を続ける。近年では地域包括ケアシステムや「支援困難事例」に関する調査研究も進めている。著書『枠組み外しの旅』(青灯社)、『福祉先進国における脱施設化と地域生活支援』(共著、現代書館)など。


【目次】

序章 権利擁護が支援を変える                                                          

第一章  セルフアドボカシー論

一 セルフアドボカシーから始まる権利擁護──方法論の自己目的化を防ぐために──
二 相談支援と権利擁護──カリフォルニア州と日本のピア・セルフアドボカシー──     
三 当事者研究とセルフアドボカシー

第二章 セルフアドボカシーから権利擁護まで──アメリカにおける権利擁護機関・アドボカシー実践──

一 個別事例から法改正にまで取り組む公的権利擁護機関
二  強制入院時における「患者の権利擁護者」の役割──真の「代弁者」役割とは──
三 障害児教育の現場における隔離・拘束
四 権利擁護の四つの側面

第三章 日本における先駆的実践──精神医療の「扉よひらけ」──

一 「入院患者の声」による捉え直し──精神科医療と権利擁護──
二 NPOのアドボカシー機能の「小さな制度」化とその課題──精神医療分野のNPOの事例分析をもとに──

終章


GO TOP
| ご注文方法 | 会社案内 | 個人情報保護 | リンク集 |

〒102-0072東京都千代田区飯田橋3-2-5
TEL:03-3221-1321 FAX:03-3262-5906