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世界を変える知的障害者:ロバート・マーティンの軌跡 |
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装幀 箕浦卓 |
親の虐待、精神遅滞児施設での放置、暴力に苦しみ、何もわからない無価値の存在と思われていた一人のニュージーランド人が、声を持って語りはじめ、「人」として認められ国際社会を動かすまでの存在となっていく感動の物語。 【山田太一さん絶賛!】 時代の善意がつくった「当たり前」を疑うこと。人のハンディキャップは、いつまでもそのままではいないという実録。人間の可能性について細かく示唆に満ちた力強い本です。 本書の前半部分(子供時代の親からの虐待や施設時代の放置、虐待、暴力により自らを「一人前ではなく、無価値で、意見も権利もない」と感じていた当時の話)はあまりにも切なく辛いことばかりで、読者も思わず涙することであろう。そして後半部分(逆境に押しつぶされることなく、施設を逃げ出し、大好きな本やレコードを盗んででも独学し、活動家に成長していく様子、そして自らの声をもって公民権運動を始め、世界的な知的障害者と親の会であるインクルージョン・インターナショナルの当事者理事として、支援者と共に世界を旅し、政治家や官僚に仲間たちの生活の向上を求めた。そして国連で一人で満員のホールに立ち「私の名はロバート・マーティン、知的障害者です」と演説する)では、何度も感動の涙を流すことだろう。 |
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