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英国「隔離に反対する身体障害者連盟(UPIAS)」の軌跡 |
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装丁 中山銀士 |
障害の社会モデルを唱えた源流であるUPIASに関するまとまった研究は英国本国ですら皆無。そのUPIASの一次資料を収集し、UPIAS結成から解散まで(1970〜80年代)の軌跡と理論形成を整理した初めての本。 [著者紹介・編集担当者より] 著者の田中耕一郎さんは知的障害者の入所施設勤務を経て、現在、北星学園大学教授。『障害者運動と価値形成−日英の比較から−』(2005年小社刊)で、日本社会福祉学会賞受賞)。本書はその姉妹篇に当たる。 今日、障害を医学モデル(障害者個人の疾病や欠損に焦点を当て、そこに問題があるという捉え方)ではなく、社会モデル(障害者を取り巻く環境や社会の意識にこそ障壁があるという捉え方)で捉える見方が広がり、日本でも2002年に障害学会が誕生している。ここ数年、脳性マヒ者の当事者団体「青い芝の会」に関するの本の復刊や新刊が相次いでいるが、 「青い芝の会」同様、70年代のイギリスにおいて、根源的な問いをマジョリティ社会に突き付けたUPIASの主張をオリジナルテキストから復権した意義は大きい。ぜひ、前著『障害者運動と価値形成』と併せて読んでいただきたい。(猫) |
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