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風の狭間で |
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装幀 伊藤滋章 |
70、80年代に健常者社会へ鮮烈な批判を展開した「青い芝の会」のルーツである障害児学校・光明学校の同窓生の親睦会をつくった高山久子の自伝小説。覚醒し、運動にのめり込むメンバーと微妙な位置を保った「青い芝の母」が見てきたものとは。 [著者紹介・編集担当者より] 高山さんは1926年(大正15年) 東京都生まれ。1957年(昭和32年)、山北厚(初代青い芝の会会長)、金沢英児ら光明学校卒業生の脳性まひ者による「青い芝の会」結成に参加。その後、「空飛ぶ車いすの会」の結成に関与し、1976年(昭和51年)から約9年間会長を務める。「青い芝」は「ふまれてもふまれても、芝のように明るくのびてゆこう」という期待を込めて付けたけ名称。裕福な家庭で育ち、大正ロマンの気風の自由で教養い光明学校で教育を受けた彼女が、その後の青い芝のメンバーに決定的な影響を与えた「マハラバ」村の大仏空和尚や神奈川の中心メンバーとは一線を画しつつも日本の障害者運動の萌芽を見続けてきた。自身のルーツや介助者との関係を含め1世紀に亘る自伝小説です。 【目次】 序 章 カード [二〇〇四年(平成一六年)頃 斐 七十八歳 都内某所] 第一章 大正ロマン [斐の系譜・母・祖父母] 第二章 宣告 [斐 二十代〜五十代] 第三章 父と娘 [一九三五年(昭和一〇年)〜 斐 幼少期] 第四章 凡庸の [一九八五年(昭和六〇年)〜 斐 五十九歳〜] 第五章 男の論理体系[一九六九年(昭和四四年)〜 斐 四十代] 第六章 「ただ今ー」[一九八五年(昭和六〇年)〜 斐 五十九歳] 第七章 バベルの塔 終 章 判決 [二〇〇六年(平成一八年) 斐 八十歳] 編者あとがき |
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