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知的障害のある人のライフストーリーの語りからみた障害の自己認識 |
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装幀 渡辺将史 |
知的障害があると自己認識している/いないの違いはどのような背景によるものなのか。知的障害者によるライフヒストリーの語りの分析から、知的障害のある人が自分の障害と取り巻く人々との世界をどう認識しているのかを考察する。 [著者紹介・編集担当者より] 第三者から「知的障害がある」と見られることは、「価値が低い」というレッテルを貼られることであり、そのレッテルは、社会全体による他律的・支配的価値観であり、生涯続き、自分からはがすことはとても難しい。知的障害のある人たち自身の語りの中から障害の肯定と否認のメカニズムを知り、周囲の人びと、社会の側が知的障害のある人がより生きやすい、より良い将来像を模索していく援助に結び付ける一つの方法論を提示する。(猫) 杉田さんは、大阪市立大学大学院生活科学研究科後期博士課程修了(学術博士)。就学前障害児のための相談室に勤務した後、四国学院大学社会学部・立教女学院短期大学助教授を経て現在、青山学院女子短期大学 子ども学科 教授。共著に『ヨーロッパにおける施設解体―スウェーデン・英・独と日本の現状』 (2011年、現代書館)他。 2011年、日本保育学会第64回倉橋賞・研究奨励賞(論文部門)受賞。 |
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