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時代おくれのいいお産 |
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装幀 奧冨佳津枝 |
産科医師として50年以上独自の考え方で、いい出産に取り組んできた著者。母親と赤ちゃんがしっかりした“絆”を以て生まれ、成長するのは、「自然なお産だ」につきるというのが基本的考え方だ。自然は私達に素晴らしい仕組みを与えてくれている。これを「生物プラン」と呼ぶ。自然なお産の流れを大切にして、本来お母さんと赤ちゃんが手にすべき喜びや幸せを得られるようにするのが産科医の一番大切な役割だ、という。35億年も続いている自然の仕組みに、医療技術を持ち込むことは慎重にしなければならない。「医療の簡素化と不要なものの排除」をし、「自然なお産の流れに医療の介入をするときは確固たる理由が無ければならない」というのが、本書の基本的コンセプトである。 お産を自然に戻すため、水中出産の勧めや帝王切開の弊害など、様々出産を分析。自らの経験から、薬物を使う無痛分娩の危険性、自らの600例以上の水中出産の優位性、帝王切開による、母子の出産時の接触時間の問題など実例と理論が組み合わされた読み物。 【著者紹介・担当編集者より】 久 靖男(ヒサ ヤスオ) 1960年大阪大学医学部卒業。婦人科の研修と大学の民主化運動を始め、その中で“いいお産”とは何かに取り組み始める。 のち阪大麻酔科で研修し、麻酔科標榜医に。1972年産婦人科に戻り、産科診療グループを作り、系統的な産科診療と内科的ハイリスクの母子の管理基準を作って母子の診療を若手医師と行う。 1978年、大阪府立母子総合医療センター建設準備室にてセンター建設の準備に従事。 1981年、センター周産期第1部(産科)部長として大阪府、近郊化を行う。 1985年、 第7回 母子保健奨励賞受賞 同年 虐待を起こさないお産を目指して奈良にて開業。 母子の絆をライフワークに医療介入のない 自然出産に取り組む。 水中出産やアクティブバースを導入。 著書『 バース・リボーン』監訳、共著『お産はっけよい』(共に現代書館)など。 50年以上産婦人科医として独自の出産方法を研究してきた著者が、いいお産とは何かを応えてくれる。薬物を使用する現代のお産に対する批判の書である。動物としての人間が自然の出産を勧める好著。 |
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