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Passion ケアという「しごと」 |
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装幀 アルビレオ |
■好評発売中! 30年以上介護職をしてきた著者が、現場で頻発する暴力について考える。社会の底流に追いやられた介護者の「傷」が、弱者への暴力を生んでいる。支援が支配に変わった現場で、他者と共に生きるためのケアはいかにして可能か。 【著者紹介・担当編集者より】 1962年生まれ。介護福祉士。ケアワークやヘルパー初任者研修講師に従事しつつ、反原発運動、女性労働、旧優生保護法強制不妊手術裁判支援などの諸活動と執筆を続けてきた。著書『介護労働を生きる』、編著書『ベーシックインカムとジェンダー』(共に現代書館)。2009年、 平和・協同ジャーナリスト基金賞の荒井なみ子賞受賞。 弱者への暴力や不寛容な態度が跋扈する世の中。医療と福祉の予算はジリジリと切り詰められている。現場の崩壊はすでに始まっているのかもしれないが、支援者はなぜこんなにも辛いのか、このような処遇を作り出したのは誰なのか、一人ひとりが自分をみつめ、身体をいたわり、そして改善のために声を挙げてほしい。目の前の支援を必要とする人を「支配」するのではなく、ともに生きてほしい。本書はその助けに、きっとなるだろう。 |
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