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モスクワの孤独 |
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装丁 中山銀士 |
第32回サントリー学芸賞(社会・風俗部門)受賞作! スターリン死後の「雪どけ」からぺレストロイカ、ソ連邦崩壊、プーチン時代に至るまで、屹立した精神の自由を求めた「異論派」と呼ばれる人々の人間精神の軌跡を、数々の記憶・記録を交えて織りなす。 [著者紹介・編集担当者より] 元『図書新聞』編集長の米田さんによる超大作。エレンブルグ(作家)、詩人マンデリシュタームの妻、ラリーサ・ボゴラス(人権活動家)、セルゲイ・コワリョフ(生物理学者、国会議員)、アンナ・ポリトコフスカヤ(ジャーナリスト)と関わる人々の万華鏡のような物語。(猫) ☆5月2日付の北海道新聞で望月哲男氏(北大スラブ研究センター教授)が大絶賛! 【目次】 はじめに T イリヤ・エレンブルグ 第一章 メモワールが開いた世界 第二章 掲載と出版をめぐる攻防 U ナジェージダ・マンデリシュターム 第三章 歴史の不可避性と詩人 第四章 希望に反する希望を生きて 第五章 収容所群島で生まれた歴史哲学的ビジョン 第六章 捨て去られた希望の道 V ラリーサ・ボゴラズ 第七章 赤の広場までの道のり 第八章 モスクワプラハ、一九六八年 第九章 赤の広場からシベリアへ 第十章 「停滞」の長い時代 第十一章 ペレストロイカとソ連崩壊をくぐる W セルゲイ・コヴァリョフ/アンナ・ポリトコフスカヤ 第十二章 チェチェン空爆下のインテリゲンツィア 第十三章 遺された「何のために」 注/文献一覧/図版出所一覧/人名索引 あとがき |
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