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水が消えた大河で |
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装丁 中山銀士 |
日本最大の川であった信濃川が枯れたのはなぜか? 魚が消され、漁民が消され、あとに残った巨大なダム群は何を物語るのか? JR東日本による不正大量取水事件を追った敏腕新聞記者による書き下ろしドキュメンタリー。 [著者紹介・編集担当者より] 知っていますか? 日本最大河川・信濃川が死んだ川になっていたことを。そして、水力発電が巨大で恐ろしい環境破壊をもたらすということを! いま日本で何がおきているのか? 企業は何をしてきたのか? 川から見た現代日本ルポルタージュ。(登) 【目次】 プロローグ 信濃川の現実 死の放流 電気の川 二つの企業 水が消えた大河 第1章 川を売った市長 豪雪の郷 水涸れの歴史 川を売った男 よそ者市長 受諾の理由 国鉄との密約 政治と川 第2章 昆虫博士 行動する教師たち ヒグマ 少年の夢 豊かな国 「よみがえらせる会」 第3章 水を取り返せ 農民市長 「毎秒33トン」 売電報道 全国初の署名作戦 第4章 協議会の発足 署名の果実 記憶の中の風景 JRの見解 試験放流 遠い魚道 中間報告 第5章 ダムが変えたもの 現場の匂い 山と海を.ぐもの 失われた歌 最後の川漁師 忘れられた魚 サケ博士 第6章 JR東日本の不正 不正の発覚 「デタラメ」 抜き打ち検査 謝罪 メディアと広報 第7章 国土交通省の決断 裸の王様 変化の予感 処分の行方 証拠 第8章 開門 見えないレール 最終提言案 抗議集会 信濃川の一番長い日 彼らが護るもの 本当の「原因」 太陽の光 あとがき |
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