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原発ジプシー[増補改訂版] |
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装丁 中山銀士 |
■オリジナル完全収録『原発ジプシー』は本書だけ! 『原発ジプシー』(増補改訂版)は旧版の本文を完全収録した上で加筆・修正を施しており、今回文庫版で消された事実も全て収録しております。 加えて、やはり今回文庫から削除されてしまった1984年版の「文庫あとがき」も本書に掲載。公表をためらわせるほどの実情を包み隠さず伝える肉薄の書! 隠された部分にこそ、著者が本当に伝えたい原発の問題点があります。 ■「ジプシー」という言葉について 本書では今日使用を慎んでいる表現を隠蔽することなく収録しております。当時の現場労働者たちの肉声を記録し、その実態や問題意識を霞ませることなくお伝えするため、本書「跋文」で著者は「原発ジプシー」という表現について言及し、「歴史的な意味をもったことば」「他のことばに置き換えたり、はたまた消し去るなどしてしまったなら、それはあきらかに歴史=時代に対する改竄であり冒涜」と述べています。「原発ジプシー」は著者の造語ではなく、現場労働者の実際の肉声であり叫びです。 [内容紹介] 美浜・福島・敦賀で原発下請労働者として働いた著者が体験したものは、放射能に肉体を蝕まれ「被曝者」となって吐き出される棄民労働の全てだった。原発労働者の驚くべき実態を克明に綴った告発ルポルタージュ。 [著者紹介・編集担当者より] 1979年弊社より刊行され、ベストセラーとなった本書を復刻。東北関東大震災で、著者も入った福島原発は壊滅。放射線を大量に散蒔いている。現場の作業は当時と変わらず、下請け労働者が中心である。いつでも弱い者が犠牲になる社会を変える願いを込め、再刊します。(菊) 6月7日 日刊ゲンダイ 『FRIDAY』6.29増刊号 『AERA』6.27号 信濃毎日新聞 6月26日書評 他、続々紹介されています! 週刊新潮 11.7.7号で著者堀江邦夫氏の[特別読物] 『原発ジプシー』著者が見た「福島原発」33年前と今 が4ページにわたって掲載されました! 電子書籍の販売を『「YONDEMILL」サイトで開始いたしました。 試し読みも出来ます。下記からご覧下さい。 『原発ジプシー[増補改訂版]』【電子版】 |
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