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潜入 閉鎖病棟

潜入 閉鎖病棟――「安心・安全」監視社会の精神病院

装幀 若林繁裕

柳田勝英 著
判型
四六判 上製 200ページ
定価
1800円+税
ISBN978-4-7684-5673-6

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「保護者」の同意がなければ退院できない医療保護入院で潜入した著者の体験ルポ。退院患者の平均入院期間298日、社会的入院が七万人という異常なまでに精神科入院が肥大している日本の精神病院の中の非日常を生きる「普通な」人々。

[著者紹介・編集担当者より]
「うつ病はこころの風邪」と言われ精神科クリニックに行く抵抗感が薄れた今でも、窓もなくマットとトイレだけの閉鎖病棟(保護室)の恐怖は変わらない。医者、看護師との主従関係、閉鎖的な環境など今なお続く精神科医療の問題点に迫る。(猫)


【主要目次】

第一部 潜入 閉鎖病棟
 第一章 茫々たる意識の中で
 第二章 保護室の外へ
 第三章 病棟の一日
 第四章 シーシュポスの神話
 第五章 与謝野さんとの出会い
 第六章 合法的虐待
 第七章 病棟内の経済
 第八章 理解されない患者の心
 第九章 逆転
 第十章 ちょっとした運命

第二部 精神病院と特別養護老人ホームを結ぶ線
 第一章 当事者のより近くへ
 第二章 医療観察法、二〇一〇年
 第三章 精神病院と特別養護老人ホームを結ぶ線

第三部 もう一つの「精神病院」


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