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スーパーマン |
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装幀 宗利淳一 |
なぜ、スーパーマンは75年もの長い間、愛され続けたか。大恐慌から第二次大戦、9・11にいたるまで、アメリカ社会の時代背景とともにスーパーマンがどのような変遷を辿ったか、作者、版元、脚本家、役者など関係者の話も交え実体を探る。 [著者紹介・編集担当者より] ジェリー・シーゲル、ジョー・シャスターという二人の10代の青年によって生み出されたスーパーマン。1938年という、大恐慌から第二次大戦へと向かう不安定な社会のなか、正義のヒーローがコミック雑誌に登場し、絶大な人気を得る。先の見えない時代だったからこそ、人々の間でヒーローが渇望されていた。 その後、コミック雑誌からラジオ、テレビ、映画など様々なメディアで活躍を広げるスーパーマン。作品中で“真実”と“正義”と“星条旗”を掲げるヒーローは、夫の暴力や黒人差別から人々を救いながら、ときには愛国心を高める任務、ときには子どもに歯磨きをさせたり、玩具を買わせたりする任務も遂行する。巨大な市場になったことで、作者と版元の間で著作権をめぐる争いが絶えることもなかった。 常に時代に合わせたスーパーマン像が求められ、そのつど新たなストーリー設定や登場人物が加えられた。その複雑さゆえに「スーパーマン大辞典」が出版されたほど。作者をはじめ作画家、脚本家、監督、役者、そして版元と、さらにその家族たち……と、スーパーマンに関わったあらゆる人々に取材した話も紹介されていて、より実体に迫ることができる。 2013年8月30日公開予定のスーパーマン新作映画『マン・オブ・スティール』とあわせて楽しめる価値ある1冊。 [目次] 序文 第一章 スーパーマンの誕生 第二章 ヒーローは時代を映す 第三章 スーパーマンはユダヤ系の無神論者か 第四章 スーパーマン、ラジオドラマ、アニメ、映画、新設定、そして時代の終わり 第五章 スーパーマンの商品化が始まる 第六章 スーパーマン弾圧、テレビ登場、そして自殺 第七章 一九六〇年代、実業界とスーパーマンの波瀾万丈 第八章 ハリウッドスターへの道 第九章 八〇年代のDCコミックスの一大リセット、スーパーマンも 第十章 不死身の男、世を去っていく人々 最終章 世界はなぜスーパーマンを必要とするのか 謝辞 付録 スーパーマンの履歴書 原注/訳注 訳者あとがき キャラクター・事項索引/人名索引 9/27 日刊ゲンダイ 10/1 夕刊フジ サンデー毎日 10/6号 岡崎武志氏「今週のイチオシ」 週刊ポスト 10/11号 川本三郎氏「この人に訊け!」 10/6 日本経済新聞 共同通信社配信各地方紙で書評 10/6 信濃毎日新聞、埼玉新聞、河北新報、熊本日日新聞、宮崎新聞、神戸新聞、大阪日日新聞、山陽新聞、徳島新聞、 11/10 静岡新聞 週刊新潮 10/17号 10/27 朝日新聞(評者 渡辺 靖氏) 11/10 東京新聞 他で書評・紹介多数! |
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