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共生社会へのリーガルベース |
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装幀 伊藤滋章 |
障害者、外国人、少数民族、そして被災者……。マイノリティの人たちが自らの権利を取り戻そうとしてきた経緯を、国際人権条約をベースに、著者が弁護した事案や判例などを交えて解説。寛容な精神を基底とする“共生社会”への道筋を辿る。 [著者紹介・編集担当者より] 大谷恭子(おおたに・きょうこ) 1950年生まれ。74年、早稲田大学法学部卒業。78年、弁護士登録。現在、北千住パブリック法律事務所所長、日本女子大学非常勤講師、「永山子ども基金」代表。 主著『死刑事件弁護人――永山則夫とともに』(悠々社、1999年)、『共生の法律学』(有斐閣、2000年)、『セクシュアル・ハラスメントのない世界へ――理解・対策・解決』(共著、有斐閣、2000年)、『若い女性の法律ガイド〔第3版〕』(共著、有斐閣、2000年)、『それでも彼を死刑にしますか――網走からペルーへ 永山則夫の遙かなる旅』(現代企画室、2010年) 本書は差別の種類ごとに章を分け、関連する条約や法律、判例などを詳しく紹介しながら、それぞれの権利が認められてきた経緯とさらなる問題点を探る。 著者は連合赤軍事件(永田洋子さん)、金井康治君自主登校裁判、アイヌ民族肖像権裁判(チカップ美恵子さん)、地下鉄サリン事件(広瀬健一さん)、日本赤軍事件(重信房子さん)などを担当。確固たる人権意識をもち、ぶれることなく真の「共生」とは何かを考え続ける熱き弁護士である。 [目次] 第1章 男女がともに――共生の基盤―― 第2章 障害者とともに――分け隔てなく―― 第3章 病気の人とともに――心身を病んでも―― 第4章 外国人とともに――多様性の尊重―― 第5章 アイヌ民族とともに――民族としての尊厳―― 第6章 部落の人とともに――いわれなき差別―― 第7章 塀の内と外で――罪を犯しても―― 第8章 死刑のない社会へ――寛容な精神を―― 第9章 被災者とともに――災害とマイノリティ―― 第10章 原子力発電のない社会へ――崩れた安全神話―― 第11章 基地のない社会へ――平和と共生―― |
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