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NHKと政治支配 |
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装幀 伊藤滋章 |
NHKへの報道介入は、経営委員会会長に政権寄りの人物を据えることで完全なものとなった。政権×報道の数々の攻防を検証し、新聞・テレビなど報道側の問題点を指摘。市民の「知る権利」を堅守すべき真のジャーナリズムを提示する。 [著者紹介・編集担当者より] 1964年、中日新聞社に入社、東京中日スポーツ運動部を振り出しに、東京本社(東京新聞)社会部、特別報道部、名古屋本社(中日新聞)社会部、論説委員、論説副主幹などを歴任。2003年から2012年まで中京大学教授兼中日新聞社論説委員。 主著 『戦後政治裁判史録』(共著・第一法規出版)、『青年はなぜ逮捕されたか』(三一書房)、『報道の自由が危ない――衰退するジャーナリズム』『敗れる前に目覚めよ――平和憲法が危ない』(いずれも花伝社)、『「客観報道」の裏側』『包囲されたメディア』『自民党改憲で生活はこう変わる――草案が目指す国家像』(いずれも現代書館)など。 【目次】 序章 過ちを繰り返さないために 一章 「報道の自由」封殺するNHKへの政治支配 籾井会長の任命で完成した支配網 政治に迎合した慰安婦番組の改変 「報道の責任」判決で浮き彫り “国営化”への危険な一歩 本質を見抜けず混迷するメディア 広がる批判と現場の混乱 二章 「客観報道」を問い直す 防波堤としての客観報道 「生のまま」では真実が分からない 怠惰な客観報道を捨てよ 三章 「取材源秘匿」を問い直す 取材源秘匿と「知る権利」 顔なし映像の無責任 総理を饒舌にしたメディアの非力 四章 メディアウオッチ10年 「いつか来た道」への不安――2004年 庶民の海を泳ぎ回らなければ――2006年 どこへ行く日本のジャーナリズム――2007年 ジャーナリズムの主体性はいずこ――2008年 第三者委員会の役割――2009年 メディアの主導権喪失――2009年U 自立できないメディア――2010年 市民と権力が手にしたメディア――2011年 ジャーナリズムの基本を逸脱――2012年 おわりに |
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