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白い大陸への挑戦 |
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装幀 箕浦卓 |
戦国大名らもその存在を西欧人から聞き及んでいたという南極。日本の南極観測の歴史とエピソードを白瀬矗(しらせ・のぶ)の探検 隊から、戦後の南極観測黎明期の苦労、現在に至るまで南極観測の第一人者が記す。 [著者紹介・編集担当者より] 神沼克伊(かみぬま・かつただ) 1937年生まれ。固体地球物理学者、極地研究家。 国立極地研究所ならびに総合研究大学院大学名誉教授。 東京大学大学院理学研究科修了後、東京大学地震研究所に入所、地震や噴火予知の研究に従事。1966年より南極観測隊に参加。南極渡航15回、う ち越冬2回。米国、ニュージーランドとの南極における共同研究により、 「カミヌマクラッグ」「カミヌマブラフ」と南極の2か所に自らの名前を残す。 テレビでも地震、噴火、津波などについて解説。著書には『地震学者の個人的な地震対策』(三五館)『地震と火山の100不思議』(東京書籍、共 著)など。 1957年に開始された日本の南極観測が2017年に還暦を迎える。この記念すべき時期において、その歴史と現状を伝える。エピソードを中心に構 成する。南極観測の予算の8割は砕氷船関連の予算であること、南極観測に女性が参加するようになった時期の様々な苦労話から、海外の南極観測基地 と日本の観測基地の違い、また国際協力をいかに南極観測で行っているかなどの様々な話を時にまじめに、時にユーモラスに語る。 |
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