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テロリスト・ワールド |
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装丁 中山銀士+金子暁仁 |
9・11以降、テロリズムが大きなテーマになっているが、加害者と被害者の線引きすら難しい混沌状態が続いている。世界各地にアメリカやイスラエルのような過剰防衛国家が出現しつつあり、逆にテロリズムが正当な抵抗権行使に見えてしまうこともある。映画・マンガ・ゲームなどでもテロリストを主人公(英雄)とし超管理抑圧国家を打倒するテロリストヒーローが一つの定番になっている。 現実においてもテロリズムの解釈はさまざまだ。ネルゾン・マンデラもガンジーも、ダライ・ラマもナチへの抵抗者たちも〈テロリスト〉と言われていた。テロリストの例を評論・映画・小説・マンガを網羅しながら考察し、一律に解釈できない多様な正義を読み解く〈暴力のリテラシー論〉。 [著者紹介・編集担当者より] 赤穂浪士も「必殺仕事人」もロビンフッドもウイリアム・テルも皆テロリストだが、こよなく愛されてきた。そんな「テロリスト好き」の庶民感情はどこから来たのか。「そもそもテロリズムって何だろう?」「人はいかなる条件で暴力を正当な権利と認めるのか」が主題の本です。近年シーシェパードのような「エコ(環境保護)テロリズム」や、ネットの完全自由を求める「海賊党」、ネットやデモで世界規模で動く「アノニマス集団」などの新しい動きがあります。この一連の新しい抵抗運動が従来の抵抗運動と何が違い、どう連動しているのかを考察します。 |
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