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【新装版】ナチスドイツと障害者「安楽死」計画 |
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装幀 ローテ・リニエ |
アウシュビッツに先き立ち、ドイツ国内の精神病院につくられたガス室等で、20万人もの障害者・精神病者が殺された。ヒトラーの指示の下で、医者が自らの患者を「生きるに値しない生命」と選別、抹殺していった恐るべき社会を解明する。障害者の歴史の基本図書が待望の復刊! [著者紹介・編集担当者より] 2016年7月26日に相模原市の障害者施設で起きた殺傷事件の容疑者が「ヒトラーが下りてきた」と言ったことから、事件とナチスの障害者虐殺の歴史の関連が注目を浴びた。T4計画が優生政策の極端な形として現れた社会背景と今回の事件の背景(役に立たないものは生きている価値はないという経済効率主義)は似通っている。国家の強制によるのではなく一人ひとりが自己決定で障害胎児を中絶したり、尊厳死を選ぼとうする新優生学の時代に、改めてこの負の歴史を知ってほしい。 |
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