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浄瑠璃坂の仇討ち |
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装幀 奥冨佳津枝 |
「浄瑠璃坂の仇討ち」は、寛文12年(1672)に、宇都宮奥平家の元家臣42人が、敵である同じ奥平家の元家臣を討つために、江戸浄瑠璃坂上の屋敷に討ち入った事件です。忠臣蔵(1702年)までは、江戸庶民にもよく知られた出来事でしたが、忠臣蔵以降、今日まであまり触れられる機会がありませんでした。本書では、討ち入りに最初から最後まで関わった川俣三之助が、事件の翌年に書き残した信頼度の高い記録をもとに、不確かなものは排しつつ、事件の全体像を再現。特に、事件を起こした人物が切腹したとの通説を確かな文献をもとに否定する等、これまで曖昧にされてきた点を明らかにしています。 [著者紹介・編集担当書より] 「江戸の三大仇討ち」として江戸庶民を騒がせた重大事件の真相に初めて迫る。知られざる「もうひとつの忠臣蔵」を解明! |
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