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ジョルジュ・サンド 愛の食卓

ジョルジュ・サンド 愛の食卓――19世紀ロマン派作家の軌跡

装幀 伊藤滋章
カバー切り絵 益子実穂

アトランさやか 著
判型
A5判変型 上製 192ページ
定価
2000円+税
ISBN978-4-7684-5845-7

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「コンフィチュール(ジャム)は自分の手で作らないといけないし、その間少しでも目を離してはいけません。それは、1冊の本を作るのと同じくらいの重大事なのです」
ショパンやミュッセなど多くの芸術家との恋愛、初期フェミニストとして著名な19世紀フランスの女性作家、ジョルジュ・サンド(1804-1876)。
女性の権利・自由から政治についてまで、尽きることのないエネルギーで数多くの作品を残した。そして、同じくらいの情熱で「食」も愛していた。
現代のジェンダー、環境問題などに気づきを与えてくれる彼女の言葉や思想を「食」という切り口で紹介する、まったく新しいサンドの評伝。

サンドの作品の食風景を現代の生活に合わせたレシピで紹介!
・アプリコットのコンフィチュール
・シナモンシュガーのニョッキ
・洋ナシのクラフティー
・チキンロースト
・ザリガニのオムレツ
・ウズラのロースト
・シェーヴルのサラダ
・アスパラガスのオランダ風ソース添え

【目次】
はじめに 〜今、なぜジョルジュ・サンドなのか〜
第一章 ジョルジュ・サンドに会いに
第二章 ノアンの食卓
第三章 恋人たち、友人たち
第四章 ママンは総合芸術家
コラム:サンドの魅力
インタビュー:キャロリーヌ・ローブ(歌手、俳優、フェミニスト)、ロマン派美術館館長
サンド巡礼パリマップ
あとがき

【著者紹介・担当編集者より】
アトランさやか
1976年生まれ。青山学院大学フランス文学科卒業。2001年に渡仏、パリ第4大学(ソルボンヌ大学)にて学び、修士号を取得する。学業終了後、パリをベースに執筆活動を始め、フランスやヨーロッパの暮らしについて寄稿する。2008年以降、パリの日仏新聞『OVNI』にて、フランスの作家と食をテーマにしたコラムを連載している。著書に『薔薇をめぐるパリの旅』(毎日新聞社)、『パリのアパルトマンから』(大和書房)、共著に『10人のパリジェンヌ』(毎日新聞社)がある。https://sayakaatlan.blog.fc2.com/


専用インスタグラムアカウント
hhttps://www.instagram.com/george_sand_table/

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