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装幀 伊藤滋章 |
■好評発売中! 天皇制や死刑廃止、拉致、アイヌ民族、キューバやロシアなど各国で起きた革命……。 マスメディアが深追いしない、日本および世界のキーワードを独自の視点から詳解する。 検索サイトやワイドショーの煽動に踊らされないためのヒントが、ここに。 【著者紹介】 太田昌国(おおた・まさくに) 1943年、北海道釧路市生まれ。 主な著書に、『鏡としての異境』(影書房、1987年)、『千の日と夜の記憶』(現代企画室、1994年)『〈異世界・同時代〉乱反射』(同、1996年)、『「拉致」異論』(太田出版、2003年、河出文庫、2008年、増補決定版が現代書館より、2018年)、『暴力批判論』(太田出版、2007年)、『チェ・ゲバラ プレイバック』(現代企画室、2009年)、『拉致対論』(蓮池透との共著、太田出版、2009年)、『新たなグローバリゼーションの時代を生きて』(河合文化教育研究所、2011年)『テレビに映らない世界を知る方法』(現代書館、2013年)、『[極私的]60年代追憶―精神のリレーのために』(インパクト出版会、2014年)、『〈脱・国家〉状況論―抵抗のメモランダム2012−2015』(現代企画室、2015年)などがある。他、編訳書も多数。 【目次】 第一章 現在を渉猟する はじめに 「魂の飢餓感」と「耐用年数二〇〇年」という言葉 朝鮮の「水爆実験」と「慰安婦」問題での日韓政府間合意 国際政治のリアリズム―表面的な対立と裏面での結託 「世界戦争」の現状をどう捉えるか 米大統領のキューバ訪問から見える世界状況 先住民族と、ひとりの作家の死 グローバリゼーションの時代の只中での、英国のEU離脱 「beautiful Japan !!!!!!」に、何との因果関係を見るのか もうひとつの「9・11」が問うこと 独裁者の「孤独」/「制裁」論議の虚しさ コロンビアの和平合意の一時的挫折が示唆するもの フィデル・カストロの死に思うこと 何よりも肝要なことは「アジアとの和解」だ トランプ政権下の米国の「階級闘争」の行方 スキャンダルの背後で進行する事態に目を凝らす 現政権支持率の「高さ」の背景に、何があるのか 韓国大統領選挙を背景にした東アジアの情勢について PKO法成立から二十五年目の機会に 「現在は二〇年前の過去の裡にある」「過去は現在と重なっている」 「一帯一路」構想と「世界古代文明フォーラム」 過去・現在の世界的な文脈の中に東アジア危機を置く 「一日だけの主権者」と「日常生活」批判 山本作兵衛原画展を見に来たふたり 代議制に絶望して、おろおろ歩き…… 願わくば子供は愚鈍に生まれかし。さすれば宰相の誉を得ん ソ連の北方四島占領作戦は、米国の援助の下で実施されたという「発見」 戦争を放棄したのだから死刑も……という戦後初期の雰囲気 現首相の価値観が出来させた内政・外交の行詰り 板門店宣言を読み、改めて思うこと 米朝首脳会議を陰で支える文在寅韓国大統領 「貧しい」現実を「豊かに」解き放つ想像力 オウム真理教幹部一三人の一斉処刑について 百年後のロシア革命―極秘文書の公開から見えてくるもの 日米首脳会談共同声明から見抜くべきこと 東アジアにおける変革の動きと、停滞を続ける歴史認識 米国へ向かう移民の群に何を見るべきか―日本への警告 第二章 歴史を掘り下げる 二十世紀末以降の歴史的逆流の只中で 「反日的な」歴史教科書への攻撃 二十一世紀初頭の九月に起こったふたつの出来事 米軍の在外兵力の現状から見えてくるもの 災害時の、無償の救助行為が意味するもの 或る妄想―チェ・ゲバラが死刑囚だったら 日の丸の旗が林立する前での「総理演説」 妻たちに「平和」と書かせ武器売買 拉致問題と首相の不作為 万人受けする表現に懐疑をもち続けたひとりの絵師 人間の歴史の中での「七〇年」について思うこと 「時事」だけに拘らず、「想像力」を伸ばしたい 植民地問題と死刑問題 米国内の銃乱射事件の「先に視える」こと 遭難者、漂着民、排外主義者、脱北者、政治指導者 十七年前、「勘ぐれ」と言われて「忖度」したNHK幹部たち 政治家たちの在り方―ブラジル、ウルグアイ、日本 南北首脳会談報道に欠けていること 政治家と官僚の愚劣な言動に映っているのは、誰の姿? 「明治一五〇年」史観と民族・植民地問題 オウム真理教信者七人の死刑執行の背後に 時代状況を照らす三本の新聞記事を読んで 官邸主導のニュースづくりは、災害報道でも…… 政治家の言動と、私たちの恥ずかしさ 世界に影響を及ぼす、米国のいくつもの貌 外国人労働者の受け入れと排外主義 第三章 芸術から社会を語る 「9・11」に考える映画『チリの闘い』の意義 「時代の証言」としての映画―パトリシオ・グスマン監督『チリの闘い』を観る 男たちが消えて、女たちが動いた―アルピジェラ創造の原点 ロルカの生きた時代―米西戦争からスペイン内戦まで スペイン語圏文学の翻訳と普及をいかに推進するか 死刑制度廃絶の願いをこめて始めた死刑囚表現展も十二回目―第十二回「大道寺幸子・赤堀政夫基金 死刑囚表現展」応募作品に触れて 「死刑囚表現展」の十三年間を振り返って 袴田巖さんが、「死刑囚表現展」に応募してきた 死刑囚の「表現」が異彩を放つ―第一四回死刑囚表現展 書評:萱野稔人『死刑 その哲学的考察』 津島佑子さんの思い出に ―天皇「生前退位」を考える―「主権」も、民主主義もない―もう、たくさんだ! 表現が萎縮しない時代の証言―天皇制に関わる本6冊 あとがき |
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