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メートル法と日本の近代化 |
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装幀 伊藤滋章 |
■好評発売中! 盛岡藩出身の物理学者・田中舘愛橘が、日本を近代化すべく盟友・原敬とともに奔走する姿を活写。両者の友情を軸に、様々な度量衡が使われていた明治の日本で、メートル法に統一されてゆく過程を感動的に描く。日露戦争時、陸軍がメートル法を用い、海軍がヤード・ポンド法を使うという度量衡の混在が弾薬不足を招いていた。それを知った愛橘は、陸海軍、そして伝統建築を担う宮大工の説得に乗り出し、原敬の助力も得て、遂に大正10年、メートル法を主たる単位系とする度量衡法中改正法律の公布にこぎ着けたのであった。 【著者紹介・担当編集者より】 1944年、岩手県紫波郡見前村(現在は盛岡市に併合)生まれ。盛岡一高を経て北海道大学工学部応用物理学科卒業。1968年、(株)タケダ理研工業(現在のアドバンテスト)入社。1993年、北海道大学より博士(工学)授与。独立行政法人産業技術総合研究所の総括研究員等も歴任。 【主要目次】 第1章 回想 第2章 青雲の志――藩校から大学へ 第3章 パリでの再会 第4章 発展途上の日本 第5章 飛翔――大いなる転身 第6章 明治の試練――日露戦争の辛勝 第7章 転換期――欧州大戦の衝撃 第8章 ついに度量衡法改正 第9章 それから |
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