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哲学問答2020 |
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装幀 佐々木正見 |
■好評発売中! 若手に熱烈な支持者を持つイデオローグの「哲学問答」。扱う領域は、政治、哲学、思想、歴史、文学、映画など多岐にわたり、その広さと読書量に圧倒される。「保守」という名の新たなナショナリズム、「差別」を助長するレイシズム。一方で「マルクスに帰れ」という空しい叫び……。「ファシズム」即「悪」の名のもとに、葬り去られたドイツの哲学・思想状況、日本ファシズム思想を再検討し、自らの運動体験の「歴史的継承」とアナキズムを媒介に独自の思想運動を展開。「ウイルス塹壕戦」下で格闘する日々の営為を記録した好著。 【著者紹介・担当編集者より】 千坂恭二(チサカキョウジ) 1950年大阪市生まれ。上宮高校在学中からアナキズム運動に参加し、松田政男氏から「戦後最年少のイデオローグ」と命名され、『歴史からの黙示』(田畑書店)で注目を浴びる。長い沈黙の後、独自の思想・運動論を展開し、若手に熱狂的な支持を得ている。著書『思想としてのファシズム』(彩流社)他。 【目次】 T 哲学問答2020 3月 物理力を禁欲的に内包しない思想は憂鬱を分泌する 4月 生存の塹壕戦のような時代 5月 「逃亡」は戦後に対する一個の思想である 6月 政治は嘘を内包する 7月 近代思想は差別そのものである 8月 歴史の事実と歴史の意味は違う U 哲学問答 詳論 3月 ユンガーと伝説の編集者との出会い 4月 ダダの原理性を確立するためには 5月 半ば永遠の退屈さの漂う最前線 6月 イロニーは世の中にいながらいないようなことだ 7月 アジールとしての東方会 8月 「彼らの兵站はどうなっているのか」 V 人名・著作品 索引 |
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