現代書館
社会一覧社会問題一覧書名一覧買物カゴを見る

なぜ、自粛警察は日本だけなのか

なぜ、自粛警察は日本だけなのか――同調圧力と「世間」

装幀 大森裕二

佐藤直樹 著
2023年3月13日発売!
判型
四六判変型 並製 208ページ
定価
1800円+税
ISBN978-4-7684-5935-5

注文数
増やす
減らす
注文数を入力し、押して下さい
好評発売中!

【STORES】現代書館ウェブショップは、カード決済等でもご購入いただけます。発送手数料も無料!
https://gendaishokanshop.stores.jp/items/63ff2bc91c15186c449316af

【内容】
「ひとに迷惑をかけるな!」の大合唱が招いた異様な社会

日本は同調圧力の強い国である。社会の風景を一変させた新型コロナウイルスパンデミック。「自粛警察」や「マスク警察」の度し難さは世界的にみても突出していた。また、小室さんバッシング、やけくそ型犯罪など、異様な社会に変容してしまった日本……。本書では、その原因を「社会」が縮小し「世間」が肥大したことによると考察。より「息苦しさ」や「閉塞感」が強まるターニング・ポイントとなった1998年以降の時代背景を読み解く。世間の肥大化を阻止し、社会を取り戻すための具体策を提示。

「世間」から「社会」を取り戻すための具体策を提示 !

【主要目次】
第1章 同調圧力をかけてくる「世間のルール」
    ―日本の「息苦しさ」の根底にあるもの―
第2章 日本は同調圧力の陳列室になった
    ―新型コロナ禍があぶり出したもの―
第3章 「小室さんバッシング」の意味するもの
    ―天皇制をめぐる同調圧力―
第4章 若者のあいだに蔓延する「宿命主義」の気分
    ―「世間」の肥大化と社会の消滅―
第5章 自暴自棄による「ヤケクソ型犯罪」をめぐって
    ―「死刑になりたい」という奇妙な動機―
【著者紹介】
佐藤直樹(さとう・なおき)
1951年、仙台市生まれ。現代評論家。専門は世間学、刑事法学。九州大学大学院博士後期課程単位習得退学。英国エジンバラ大学客員研究員等をへて、九州工業大学名誉教授。著書『暴走する「世間」で生きのびるためのお作法』(講談社+α新書)、『加害者家族バッシング』(現代書館)、共著には鴻上尚史・佐藤直樹『同調圧力――日本社会はなぜ息苦しいのか』(講談社現代新書)など。


GO TOP
| ご注文方法 | 会社案内 | 個人情報保護 | リンク集 |

〒102-0072東京都千代田区飯田橋3-2-5
TEL:03-3221-1321 FAX:03-3262-5906