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なぜ、自粛警察は日本だけなのか |
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装幀 大森裕二 |
■好評発売中! 【STORES】現代書館ウェブショップは、カード決済等でもご購入いただけます。発送手数料も無料! https://gendaishokanshop.stores.jp/items/63ff2bc91c15186c449316af 【内容】 「ひとに迷惑をかけるな!」の大合唱が招いた異様な社会 日本は同調圧力の強い国である。社会の風景を一変させた新型コロナウイルスパンデミック。「自粛警察」や「マスク警察」の度し難さは世界的にみても突出していた。また、小室さんバッシング、やけくそ型犯罪など、異様な社会に変容してしまった日本……。本書では、その原因を「社会」が縮小し「世間」が肥大したことによると考察。より「息苦しさ」や「閉塞感」が強まるターニング・ポイントとなった1998年以降の時代背景を読み解く。世間の肥大化を阻止し、社会を取り戻すための具体策を提示。 「世間」から「社会」を取り戻すための具体策を提示 ! 【主要目次】 第1章 同調圧力をかけてくる「世間のルール」 ―日本の「息苦しさ」の根底にあるもの― 第2章 日本は同調圧力の陳列室になった ―新型コロナ禍があぶり出したもの― 第3章 「小室さんバッシング」の意味するもの ―天皇制をめぐる同調圧力― 第4章 若者のあいだに蔓延する「宿命主義」の気分 ―「世間」の肥大化と社会の消滅― 第5章 自暴自棄による「ヤケクソ型犯罪」をめぐって ―「死刑になりたい」という奇妙な動機― 【著者紹介】 佐藤直樹(さとう・なおき) 1951年、仙台市生まれ。現代評論家。専門は世間学、刑事法学。九州大学大学院博士後期課程単位習得退学。英国エジンバラ大学客員研究員等をへて、九州工業大学名誉教授。著書『暴走する「世間」で生きのびるためのお作法』(講談社+α新書)、『加害者家族バッシング』(現代書館)、共著には鴻上尚史・佐藤直樹『同調圧力――日本社会はなぜ息苦しいのか』(講談社現代新書)など。 |
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