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ナチス党員とはだれだったのか

ナチス党員とはだれだったのか――ナチズムの軌跡と結末

装丁:桜井雄一郎

ウルリヒ・ヘルベルト 著/斉藤寿雄 訳
2025年7月25日発売!
判型
A5判 上製 352ページ
定価
4000円+税
ISBN978-4-7684-5979-9

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【内容】
ナチスに動員された市民や専門家の心情を精緻に解明

「ナチス党員とはだれだったのか?」という問いに、様々な立場や視点からの回答を目指した。狭義の国家社会主義者(ナチ)と呼ばれるべきは、アドルフ・ヒトラーただ一人ではなく、ナチスの高級幹部だけでもなく、ブルジョア家庭の博士号をもった大学卒業者であり、政権の犯罪を受け入れた省庁、大学、国防軍指導部であり、「第三帝国」の内政・外交政策に賛同した社会的エリート層であった。すなわち、その多くはナチス党員ではなかったという報告である。ナチスの思惑通りに動員された市民や専門家の心情も客観的に指摘。

【主要目次】
第1章 ナチス党員とはだれだったのか
第2章 ナチス党員は第一次世界大戦からなにを学んだか
第3章 ユダヤ人憎悪はどこから来たのか
第4章 収容所の世紀 
第5章 第三帝国のドイツの教授
第6章 ナチスの支配とスターリンの支配
第7章 ドイツのヨーロッパと大ゲルマン帝国
第8章 バルバロッサ
第9章 ヨーロッパ・ユダヤ人の殺害への道  
第10章 「民族共同体」の残響 
第11章  連邦共和国のナチ・エリート

【著者紹介】
ウルリヒ・ヘルベルト
1951年デュッセルドルフ生まれ。ナチズム史研究所所長、学術審議会委員などを歴任。ライプニッツ賞、バイエルン書籍賞、芸術と学問のルール賞を受賞。著書『第三帝国 独裁体制の歴史』ほか多数。

【訳者紹介】
斉藤寿雄(さいとう・ひさお)
1954年長野県生まれ。東京都立大学大学院修了。早稲田大学名誉教授。著書『ペーター・フーヘルの世界:その人生と作品』(鳥影社)など。翻訳書『反ユダヤ主義とは何か』(現代書館)ほか多数。


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