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明治三文オペラ

明治三文オペラ――巫娼から遊女へ

装幀 毛利一枝

谷川 健一 著
判型
四六判 上製 216ページ
定価
2000円+税
ISBN978-4-7684-6956-9

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民俗学の大家・谷川健一が1969年の明治百年にあたり書き下ろした戯曲「明治三文オペラ」。シンガポールを舞台に数千人の女を売り飛ばしたという実在の女衒がモデルである。この「からゆきさん」の遊女性の精神構造を解明するために、近代以前の性愛の民俗学的な考察論文9篇を収録する。

[著者紹介・編集担当者より]
谷川健一さんといえば民俗学者のイメージが定着しているが、元々は文学を志し、直木賞の候補にもなったことがある。歌人としても活躍され、今年四月に『谷川健一全歌集』(春風社)を出版。本書収録の「明治三文オペラ」はブレヒトを彷彿とさせる。(む)


9月30日西日本新聞、10月7日熊本日日新聞他で紹介!

谷川健一氏が今年度の文化功労者に選ばれました!


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