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山頭火の恋

山頭火の恋

装幀 伊藤滋章

古川 敬 著
判型
四六判 上製 208ページ
定価
1500円+税
ISBN978-4-7684-6992-7

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 行乞流転に身を置き自由律俳句を読み続けた漂泊の俳人種田山頭火。その通説は「女嫌いで、女より酒を愛した」と、言われている。
 ところが、平成十六年熊本近代文学館に寄贈された遺品の中の一通の葉書がその通説を覆した。
 その葉書の意味は?山頭火が恋に落ちた女性とは?新発見の資料を辿りながら山頭火の心の深遠に迫っていく。

[著者紹介・編集担当者より]
私も山頭火は好きで、「あんな人生も、ありかな」と思っている。彼は酒好きで、「女の肉体はよいと思ふが女そのものは好きになれない」と書いているように、いわゆる恋とは無縁の俳人だったと思っていた。その通説が違っていたのだから面白い。(宮)


2010年は山頭火没後70年!
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