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中津藩 |
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装丁 中山銀士 |
豊臣秀吉の九州平定後、黒田官兵衛(孝高)が12万3千石領有し中津城に入城した。関ヶ原の戦いの戦功により官兵衛の子長政が筑前52万石で移封、細川忠興が39万石で入城。1632年、忠興の子忠利が熊本に転封した後、播磨国龍野から小笠原長次が8万石で封入し、中津藩を立藩した。1716年、小笠原氏に代わって奥平昌成が10万石で封入、版籍奉還まで続いた。奥平氏時代の人物として、福澤諭吉や蘭学者・前野良沢等が有名。蘭学・医学を推奨した。 大分県の北西、福岡県に隣接している中津市。近年は「からあげのまち」として全国で有名。中津城の他、村上医家史料館、大江医家史料館など医学・蘭学の史料が多く残る。 |
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