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相良藩 |
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装丁 中山銀士 |
1710年本多忠晴が1万5千石で立藩。板倉氏、本多氏と代わった後、1758年に田沼意次が1万石で入封した。意次は十代将軍・家治のもとで老中に就任。相良城を築き、最大5万7千石の大名にまで出世する。栄華を極めるが、十一代将軍・家斉に代わり松平定信が老中に起用されると失脚、家督を継いだ意明は陸奥国・下村藩に1万石で転封、廃藩となり、相良城も破却された。その後1823年に意次の子意正が1万石で復帰、陣屋を構え再度立藩。幕末の藩主・意尊は若年寄に就任。水戸天狗党の乱時には鎮圧軍の総督を務めた。1868年に上総国・小久保藩に移り、廃藩となった。写真・図版多数収録。 [編著者紹介・編集担当者より] 現在の静岡県・牧之原市を中心とした藩。東海道から駿河湾に向かった海沿いの町。藤枝から相良を結ぶ相良街道(田沼街道)が通っている。相良サンビーチ、相良茶、ワイロ最中が有名。 |
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