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大洲藩・新谷藩

シリーズ藩物語 大洲藩・新谷藩

装丁 中山銀士

芳我明彦 著
判型
A5判変型 並製 208ページ
定価
1600円+税
ISBN978-4-7684-7139-5

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1609年、淡路国洲本から脇坂安治が5万5千石で入封し、大洲藩を立藩した。その子安元が信濃国飯田へ転封、伯耆国米子から加藤貞泰が大阪の陣の功績で6万石で入封、版籍奉還まで加藤氏が治めた。後に陽明学者として有名になる中江藤樹が滞在したこともあり、藤樹の教えは藩の学問として長く大切にされた。最期の藩主・泰秋は尊王派で、京都御所の警備や戊辰戦争等で新政府側として活躍した。明治天皇の東京行幸では行列の先駆役を務めた。
写真・図版多数収録し、わかりやすく書いたシリーズ最新刊!

[著者紹介・編集担当者より]
愛媛県・大洲は宇和島から大洲までの宇和島街道、大洲から松山への大洲街道の出発・到着地であり、西には八幡浜がある交通の要衝だった。JR伊予大洲駅から宇和島に向かっていくとすぐ左手、肱川沿い高台に大洲城が見えてくる。今の天守は2004年に復元されたもの。日本100名城にも選ばれている。


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