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α(アルファ)崩壊 |
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装幀 伊藤滋章 |
広島・長崎で被爆し、戦後、原爆投下の「敵国」アメリカ合衆国を始め、南北アメリカ各国に移民した在米被爆者。メキシコとドイツを拠点とするアーティストが、その証言と記憶に向き合い、原爆とは何かを表現する。その手記。 [著者紹介・編集担当者より] 原爆という惨禍に芸術を通し向きあった作品といえば丸木位里・俊夫妻の「原爆の図」などが挙げられるが、著者・竹田信平はこれらが切り開いた原爆芸術という系譜の、投下後六十年以上を経て登場した新世代だ。彼は原爆という惨禍の記憶が、どのような意味を持ち、私たち自体をどのように揺さぶり共鳴させるのかを 実践し問う。ヒロシマ・ナガサキを経てフクシマを経験しつつある現在、原爆と芸術というテーマには新たな意味がある。 また、2014年7月26日より、東松山市・原爆の図丸木美術館において、著者の新たなアートプロジェクト「ベータ崩壊」が展開される。著者が本書において表現した「アルファ崩壊」を受け、どのように芸術という領域で自らの新たなプロジェクトを展開していくのか。スリリングな期待感を覚える。 |
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