装丁 岩田健三郎
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橋本正樹 著
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判型
| A5判 上製 |
264ページ |
定価
| 2300円+税 |
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下町の小さな常設劇場や地方のヘルスセンターで熱狂的なファンに支えられてきた大衆演劇が、梅沢富美男、松井誠、早乙女太一、チビ玉三兄弟らの活躍もあって、メジャーな芸能の仲間入りをはたしつつある。近年オープンした劇場は、照明や音響設備を充実させ、これまでの「低料金で気楽に」から「最高の舞台で最高の芝居」を志向し始めている。前作『あっぱれ! 旅役者列伝』に登場した座長の大半が戦前生まれであったのに対し、本書では次世代と戦後派の代表的座長19名を写真付きで紹介している。大衆演劇の歴史と用語解説も掲載! また、関東、東海、関西、九州の劇場事情も詳しく紹介する。
[著者紹介・編集担当者より] 著者は大衆演劇、河内音頭などのルポ、評論を手がけ、芸能プロデューサーとしても活躍するノンフィクションライター。とりわけ大衆演劇研究の先駆者であり、第一人者である。1947年、尼崎市生まれ。明治大学文学部演劇学専攻。著書『旅姿男の花道』(白水社)、『あっぱれ! 旅役者列伝』(現代書館)。共著『かぶく―大衆演劇の世界』『上方笑芸の世界』(以上白水社)。
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