現代書館

[増補新装版] まぁ、空気でも吸って――人と社会:人工呼吸器の風がつなぐもの

装幀 北田雄一郎
海老原宏美・海老原けえ子 著
判型
四六判 並製 296ページ
定価
1800円+税
好評発売中!

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地域で暮らすのが当たり前になる仕組みを作るため、
命を賭けて言葉を伝え、人と人をつないで生きる。

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私は、「価値のある人間と価値のない人間」という区別や優劣、順位があるとは思いません。価値は、人が創り上げるもの、見出すものだと信じているのです。

樹齢千年の縄文杉を見て、ただの木でしかないのに感動したり、
真冬、青い空に映える真っ白な富士山を見て、ただの盛り上がった土の塊にすぎないのに清々しい気持ちになれたりと、価値を創り出しているのは人の心です。これは、唯一人間にのみ与えられた能力だと思います。

そう考えるとき、呼吸器で呼吸をし、管で栄養を摂り、ただ目の前に存在しているだけの人間をも、ちゃんと人間として受け入れ、その尊厳に向き合い、守っていくことも、人間だからこそできるはずです。

それができなくなった時、相模原であったような、悲惨な事件が起こってしまうのではないでしょうか。(増補新装版 新章「知事への手紙」より)
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【著者紹介】
海老原宏美(えびはら・ひろみ)
1977年、神奈川県川崎市生まれ。社会福祉士。先天性の進行性疾患・脊髄性筋萎縮症U型の障害をもち、小学校から車いすを利用。小・中・高と地域の普通学校で共に学び、東洋英和女学院卒業。その後、親許を出て東京都東大和市で自立生活を開始。2002年、人口呼吸器を利用し始める。NPO法人自立生活センター東大和理事長。2015年に映画『風は生きよという』(宍戸大裕監督)出演。2016年、東京都女性活躍推進大賞を受賞した際に、小池百合子東京都知事に「知事への手紙」を渡し、話題に。NHK『ハートネットTV』などメディアにも多数出演。2021年12月24日、肺性心のため、44歳で逝去。
ISBN978-4-7684-3591-5


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