現代書館

東日本の部落史V身分・生業・文化編

装幀 箕浦卓
東日本部落解放研究所 編
1月16日発売!
判型
A5判 上製 304ページ
定価
3300円+税
東北・関東・甲信越・伊豆地方の厖大な地域史料をもとに、東日本の部落の歴史と文化の全容を明らかにした初めての本格的な論集。T・U巻は各都県別部落史、V巻は身分・生業・文化をテーマに、中世・近世・近代を紐解く。


V 身分・生業・文化編

身分・生業・文化、三つの視点から東日本の部落史の全体像を捉える。長吏・非人、宗教者の身分、生業・役割、農業、暮らし・文化・教育などをテーマに論述。藤沢靖介・鳥山洋・橋本鶴人・斎藤洋一・坂井康人・大熊哲雄・吉田勉・松浦利貞。


[編者・著者紹介]
東日本部落解放研究所

設立は1986年、本年2018年で33年目を迎える。目的は東日本の部落・差別問題研究で、個人会員、企業・団体などの賛助会員で構成されている。機関誌『明日を拓く』を年4回、紀要『解放研究』を年1回、研究所ニュースを年3回発行している。歴史部会・教育部会・古文書を読む会などの部会活動がある。進行中のプロジェクトとして、「東日本の部落史のまとめプロジェクト」「差別論研究会」などがある。


東日本の部落史のまとめプロジェクト

2012年6月、30年余におよぶ東日本の部落史研究の成果をまとめるために、「東日本の部落史のまとめプロジェクト」を立ち上げた。東日本各地の部落史研究者・歴史研究者30名で構成。プロジェクトを立ち上げてから5年余、企画会議と原稿検討会は40回を超える。

編集委員は藤沢靖介・石井昭一郎・今井照容・大熊哲雄・井内秀明・小嶋正次・斎藤洋一・坂井康人・瀬尾健・鳥山洋・松浦利貞・吉田勉・和賀正樹・横山陽子・竹中龍太(順不同)。


【目次】

《身分編》
戦国期・近世前期における東日本の長吏・かわた…藤沢靖介
近世社会の変容と長吏・非人…鳥山 洋
近世地域社会と宗教者の社会的位置
――神事舞太夫・梓神子の事例から…橋本鶴人
いわゆる「解放令」の受け止め方──長野県の場合…斎藤洋一

《生業編》
長吏・かわたの生業と役割…藤沢靖介
被差別民と祭事・芸能──排除と交流の間…坂井康人
被差別民と草履進上…坂井康人
長吏の土地所有をめぐる諸問題…大熊哲雄

《文化編》
長吏・非人の家・村・地方組織──被差別部落の景観復元の試み…吉田 勉
長吏・非人の村落文化と手習い・学問・教養…吉田 勉
近世関東の被差別部落と宗教、信仰…松浦利貞
近世被差別部落を生きた女性群像
──近世関東の部落内史料に見る女性の具体像…松浦利貞
明治期小学校と被差別部落…吉田 勉 


[おすすめの類書]
『旦那場 近世被差別民の活動領域』
『被差別部落の形成伝承』
ISBN978-4-7684-5820-4


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