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装幀 伊藤滋章
【STORES】現代書館ウェブショップからでしたらカード決済等での購入も可能です! 発送手数料も無料! https://gendaishokanshop.stores.jp/items/65bc5f933cc7cf0040e8b8fc 【内容】 知の巨人・鶴見俊輔を「社会運動論」として読み直す! 鶴見俊輔(1922-2015)は、アメリカのプラグマティズムを日本に紹介した哲学者、多岐にわたる領域への言及を重ねた評論家、大衆文化への幅広い目配りと、なかなかとらえにくい巨大な存在だ。本書では、これまであまり触れられてこなかった「社会運動家としての鶴見俊輔」に焦点を当てる。近年の新しい世代による社会運動には3つの特徴がある。@「理想到達ではなく最悪を回避するための抵抗」A「流されていく中で自己と向き合い自分の言葉で考え発見していく」B「まず自分のための社会運動を目指す」。これは、「後ろ向き」のままで、社会や政治にかかわっていこうという鶴見の特異な運動理論と重なる。それを踏まえ、本書では新しい社会運動論を提示する。 日常の行動こそが人間を創る! ゆったりと、しかし 妥協せず生きるため、「後ろ向き」に社会を変える! 【主要目次】 序 章 なぜ「鶴見俊輔と社会運動」なのか 第1章 1960年代と「市民運動」 第2章 『日常的思想の可能性』を読む 第3章 鶴見俊輔を位置づける 第4章 流されながら社会に関わる 終 章 鶴見俊輔を「いま現在」こそ読む 【著者紹介】 松井隆志(まつい・たかし) 1976年、千葉県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。現在、武蔵大学社会学部教員。専門は社会運動論、戦後日本の歴史社会学。著書『戦後日本スタディーズ2』(紀伊國屋書店、共著)、『戦後思想の再審判』(法律文化社、共著)など。
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