近刊案内
2026年3月6日
4月以降の近刊
シリーズ藩物語
小倉藩
4月上旬発売予定
守友 隆 著
A5判変型並製 208頁
定価1800円+税
ISBN978-4-7684-7170-8
古くから交通の要衝であった関門海峡、その九州側にある小倉は、南北朝時代にはその名が確認できる。関ヶ原の戦いの後に細川氏が入り、小倉城の大改修を行った後、寛永9 年(1632)、熊本藩に移る。代わって入ったのが、譜代大名の小笠原忠真。忠真は徳川家康の曾孫で、小笠原氏を九州有力外様大名の監視役にするという幕府の配慮による。幕末には第二次長州戦争の舞台になり、戊辰戦争では新政府側として庄内藩まで出陣。かの宮本武蔵が生涯のなかで最も長く過ごしたと考えられる小倉の歴史を活写する!
九州枢要の地・小倉をめぐる秘話満載。
【著者紹介】
守友 隆
北九州市立自然史・歴史博物館学芸員。
シリーズ藩物語
浅尾藩
4月中旬発売予定
高橋美智子・舟久保藍 著
A5判変型並製 208頁
定価1800円+税
ISBN978-4-7684-7171-5
蒔田(まいた)広定が1603年に一万石で立藩。現在の岡山県総社市門田に陣屋を置いた。2代定正が弟の長広に三千石を分与し、以後200年以上に亘り旗本に。1863年、12代広孝が江戸市中警備の功績により一万石に高直しされ、再度立藩。京都守護職・松平容保の配下として、京都見廻役に就任。禁門の変で活躍。1866年、長州藩・第二奇兵隊を脱走した兵により倉敷代官所と浅尾陣屋が襲撃される(倉敷浅尾騒動)。戊辰戦争では新政府側に付き、岡山藩と行動を共にした。維新後、広孝は浅尾村長、初代総社町長を務めた。
現在の岡山県総社市門田に陣屋を
置いた小藩が辿った数奇な運命 !
【著者紹介】
高橋美智子
歴史研究家。岡山県倉敷市在住。元中学教員。
舟久保藍
歴史研究家。著書『天誅組の変』(中公新書)など。
リプロダクティブ・ジャスティス
引き裂かれる性と生殖の権利
2026年春以降発売予定
一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェ 編
A5判並製 208頁
予価2000円+税
ISBN978-4-7684-5957-7
一般社団法人ふぇみ・ゼミ&カフェが2022年に開催した連続講座「引き裂かれる性と生殖の権利」の講演録を加筆・修正し、新たな内容を加えて書籍化。
「リプロダクティブ・ジャスティス=性と生殖の正義と公正」は、90 年代からアメリカの黒人フェミニストやセクシュアリティが掲げてきた。性と生殖の権利を語る時、例えば貧困層や移民、人種的マイノリティの女性たちの権利は周縁に追いやられ、そこにはジェンダー以外にも様々な差別があることを見落としてはならないというインターセクショナリティ(差別の交差性)の指摘であり、@子どもを持たない権利、A子どもを持つ権利、B安全で健康な環境で、子どもの親になる権利を要求してきた。さらにセクシュアル・マイノリティやセックスワーカーの経験から性的自己決定権及びジェンダーの自由も重要だとされる。これまでの議論の中で見落とされ、「つけ加え」として扱われてきた人たちの経験から、日本で生きる私たちにとってのリプロダクティブ・ジャスティスを問い返すものである。
【著者紹介】
ジェンダーと多様性についての一般向け講座を開催する「ふぇみ・ゼミ」(2017年設立) と、ジェンダーと様々なテーマをつなぐアート&カルチャーの公演やイベントを開催する 「ゆる・ふぇみカフェ」(2014年設立)が共同で設立した非営利型一般社団法人。 差別の交差性(インターセクショナリティ)の視点に立って、@講座、公演、展示などの企画・開催A若い世代の研究者、アクティビスト、アーティストの育成B調査研究と提言活動などを行っている。