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越境者ラデク

越境者ラデク――ロシア革命までの東欧世界 1885-1917

装幀 伊藤滋章

米田綱路 著
2026年3月19日発売!
判型
A5判 上製 880ページ
定価
8800円+税
ISBN978-4-7684-5990-4

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【内容】

分断と排外主義の時代、歴史の隘路を跳躍したカール・ラデクの精神が甦る!
20世紀の前期、ロシアとドイツの革命を股にかけたポーランド・ユダヤ人の革命家でジャーナリストのカール・ラデク(1885-1939)の半生を描く。ラデクは、生まれ育ったオーストリア=ハンガリー帝国東部のレンベルク(今日のウクライナ西部の都市リヴィウ)を皮切りに、ポーランド、スイス、ロシア、ドイツにまたがる領域を往来した冒険的な越境者・バガボンドである。また、ケストラーの小説『真昼の暗黒』主人公のモデルの一人であり、前衛芸術運動ダダの命名者との説もある。東欧の都市を舞台に500人以上の人物を登場させ、大河的な歴史物語として完成させた本邦初のラデク伝! ヨーロッパに新たな壁が生まれつつある今、本書は、その壁を乗り越える歴史的想像力の土台となる。

[主要目次]
序 章 ラデクとは誰か
第1章 レンベルク
第2章 タルヌフ
第3章 クラクフ
第4章 チューリヒ
第5章 ワルシャワ
第6章 ベルリン
第7章 世界大戦
第8章 封印列車
第9章 途中下車

米田綱路(よねだ こうじ)
1969年、奈良県生まれ。大阪大学文学部美学科、同大学院言語文化研究科修士課程修了。新聞記者、書籍編集者を経て現在、週刊書評紙図書新聞スタッフライター、立教大学社会学部兼任講師。
2010年、『モスクワの孤独――「雪どけ」からプーチン時代のインテリゲンツィア』(現代書館)で、第32回サントリー学芸賞(社会・風俗部門)を受賞。その他の著書に『脱ニッポン記――反照する精神のトポス』上・下(凱風社)、編著に『抵抗者たち――証言・戦後史の現場から』(講談社)など。


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