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裁判と障害者 |
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装幀 杉本和秀 |
知的障害・精神障害のある人、コミュニケーションに困難のある人が被疑者・被害者、証人となる場合の課題(捜査側の予断・偏見、取り調べ・公判における情報保障や適正な配慮、弁護人との関係)を具体的な裁判事例に則して検証する。 [著者紹介・編集担当者より] 足利事件・布川事件、障害者団体の低料定期刊行物不正事件等で冤罪を生み出す構造(見込み捜査、密室捜査、自白偏重等々)が明らかになり、取り調べの全面可視化議論が進んでいる今、ハンディを持つ人に対する適正化はより重大な課題となる。(猫) 【主要目次】 特集 裁判と障害者 冤罪を生み出す構造:「証拠なき確信」が「証拠」を生み出す 浜田寿美男 障害のある人の刑事事件と精神鑑定 中島 直 障害者権利条約からみた障害のある人の法的手続における権利 池原毅和 人からモノへ―冤罪・野田事件の構造 小林敏昭 知的障がい者の放火冤罪事件――検察官が公訴を取り消し、公訴棄却後に捜査報告書の改ざん発覚 高見秀一 知的障害・発達障害者が被告となった刑事事件から 大石剛一郎 誰もが地域で生きられる関係があれば――知的障害当事者が犯した事件の支援について 岩橋誠治 あるろう者の窃盗事件から――刑事司法における障害者の適正手続と情報の保障を考える 岡島 実 知的障害者が巻き込まれた事件―広島後見人裁判 池田直樹 知的障がいのある者が性的被害を受けた場合の刑事手続における諸問題 杉浦ひとみ インタビュー 白石清春 障害者の側から、人間の生き方改めなくてはならないと提起していきたい 現場からのレポート 障害者基本法改正――その意義と課題 崔 栄繁 特別寄稿 水俣病被害史と原発事故――水俣、福島、そして障害者 花田昌宣 |
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