|福祉一覧|季刊 福祉労働一覧|書名一覧|買物カゴを見る| |
2015年度安倍政権の社会保障予算をどう読むか |
|||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||
装幀 杉本和秀 |
少子高齢社会に向けての社会保障はどうあるべきか。税と社会保障の一体改革の下社会保障の伸びも抑えられているなかで、高齢・障害・子育て支援・生活保護・生活困窮者自立支援・難病対策・障害児教育の予算を読む。 [著者紹介・編集担当者より] 二年連続で過去最大を更新した社会保障予算。しかし、元々少ない予算だった子育て支援・保育予算と障害関連は多少改善されたが、年金はマクロ経済スライドの実施で減額、介護保険サービスの利用料、自己負担比率は上がっても介護労働者の労働条件は見通せず、老人医療費の自己負担も増加、生活保護の生活扶助、住宅扶助・冬季加算の減額等々、安心からは遠ざかるばかり。そもそも日本の社会保障費は、そのほとんどが年金・医療が占めており、諸外国と比べ介護・福祉サービスへの比重が非常に低くく、社会保障制度の網から漏れる若年層や非正規労働者、子どもの貧困を放置していては、社会がもたないのではないかという危機感が強まっている。政再建の重い課題を有しながら、金融緩和、公共事業に走り社会保障を疎外する、「安倍政権の社会保障」を明らかにする。 [目次] 読者の皆様へ ネパール大地震被災障害者支援アピール 福祉労働編集委員会 特集 2015年度安倍政権の社会保障予算をどう読むか 人間不在のアベ式経済政策――真の経済合理性とは何か 浜 矩子 社会保障予算をどう読むか 菅原敏夫 高齢者(介護保険)関連予算について ──介護が必要になっても安心できる仕組みについて考える 鏡 諭 生活保護関連予算について――生活保護基準「見直し」の問題点 鈴木忠義 新たにスタートした生活困窮者自立支援制度への期待と課題 大西 連 スタートした子ども子育て支援新制度、評価と課題 友澤ゆみ子 「障害者関連予算」をどう読むか ――全員参加型社会の構築の原動力としての障害者政策 勝又幸子 教育予算から顕在化する文部科学省の「インクルーシブ教育システム」 一木玲子 季節風 総合支援法見直しワーキンググループから 障害連事務局 第三回国連防災世界会議報告 今村登 優生手術という人権侵害――子どもをもつことを奪われた人々の訴え 利光恵子 2015年国勢調査を調査する 山本勝美 インターチェンジ 交差点 保育所の庭 保育実践は面白い(2)―ともくんの輝きがまわりに伝わる時 よなっしー 行政の窓口 時代にあった公の役割 田村敦司 街にいきて キーサン患者会 街の中で居直り 街の中に居座る(承訟之章) 江端一起 施設から 何が正解なのか 私はそれが知りたかった 藤平祐希 障害学の世界から 第70回 障害者「安楽死」計画の記憶――新たな記念碑 長瀬 修 障害者の権利条約とアジアの障害者第18回 国連専門機関の働き1 UNDP 中西由起子 現場からのレポート 障害者差別解消法に基づく基本方針の意義 竹下義樹 障害者雇用促進法改正による「差別禁止」と「合理的配慮の提供義務」 長谷川珠子 ――指針の考察と障害者雇用の課題 差別解消NGOガイドライン作成プロジェクトと差別禁止条例づくりの現状 佐藤 聡 日教組教研「障害児教育」分科会に参加して 山口正和 障害児・者の高校進学 2015年、春 竹迫和子 投稿 見えないストーカー――言葉の呪縛 飯干隆寛 |
||||||||||||||||
〒102-0072東京都千代田区飯田橋3-2-5 TEL:03-3221-1321 FAX:03-3262-5906 |