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「地域共生社会の実現」とは何か─社会福祉法の改正を受けて |
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装幀 伊藤滋章 |
社会福祉法が6月に改正され、「地域共生社会の実現」「我が事・丸ごと」と輝かしい文字が躍る。すわ安上り福祉か?と不安視する声もあるが、その真価はいかに。健常な人だけの「共生」にならないよう、やはり障害者の存在を含み込んだ地域の再編こそが必要だと考える。 【主な目次】 特集:「地域共生社会の実現」とは何か─社会福祉法の改正を受けて 地域共生社会の光と影 室田信一(都立大学) だれのための、なんのために、だれが共に生きるのか そして、「共に生きること」は強いられることか 冨田昌吾(NPO法人寝屋川たすけあいの会) 共に生きたい 共に生きてる その隔壁に針孔を! 山下浩志(わらじの会) ひきこもり本人・家族の社会的孤立を防ぐ 深谷守貞(KHJ全国ひきこもり家族会連合会) 共生社会の実現は「共に育つ」から――学校生活を分けられて 【対談】木村俊彦×荻原伊佐夫(ともに、キャベツの会) 重度心身障害者が地域で共に暮らす基盤 清水明彦(西宮市社会福祉協議会) ○現場からのレポート 強制不妊手術問題の今──滋賀県優生保護法関連公文書の開示請求裁判から考える 利光惠子(優生手術に対する謝罪を求める会) 新型コロナウィルスが災害支援にもたらしたもの 八幡隆司(ゆめ風基金) 〇その他対談 @渡邊洋次郎×松本俊彦 「自己責任社会で弱さを抱えて生きていく――薬物・アルコール依存の経験から考える」 A安積遊歩×ギヨーム・イヴァンカ 「インターセクショナリティの視点を通して障がいをもつ女性が語る」 |
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